クリスマスを祝おう

クリスマスを祝おう


    ・概要
     クリスマスは元々キリストの誕生日なのに、
     そのことを忘れた方向に走りすぎてる。
     そこで、初心に返ってキリストの誕生日を祝おうじゃないか。
     ケーキにローソクを年齢の数だけ立てて!!

    ・必要経費
     ケーキ代(約6千円)とローソク代(2万円くらい)。
     ローソク代がバカ高いです。

    ・用意するもの
     ケーキとローソク

    ・必要人数
     まぁ、3人もいれば。

    ・書いた人
     志




    クリスマスより数日前、
    ケーキの注文をしに、29と二人でケーキ屋に行きました。

    店員(以下、店)「いらっしゃいませ、お決まりですか?」
    志 「すいません、バースデーケーキの注文をしたいんですけど」
    店「はい、サイズのほうは?」
    志「8号(直径24cm)でお願いします」
    店「お渡しは何日でしょうか?」
    志「24日にお願いします」
    店「チョコレートのネームプレートですが、クリスマスの日ですと
      立てこんでしまうので、今日お渡しということになってしまうのですが、
      よろしいでしょううか」
    志「じゃあ結構です」

    元々、ケーキの上にローソクをたてまくるつもりなので、
    チョコの板など乗せる余裕はありませんでした。

    29「すいません、ケーキ用のローソクって置いてありますか?」
    店「はい、ございます。何本でしょう?」
    志「ちょっと、数が多いんですけど・・・」
    29「2000本です」
    店「にせん・・・少々お待ちください」

    店員さんが奥にひっこんでしまいました。
    なにやら電話をかけたり、在庫の数を数えたりしています。
    もしかしたら、酷いことを言ってしまったんじゃないかと罪悪感です。

    店「本当に2000本ですか?」
    志「はい、そうです。すいません」
    店「2、3本(にさんぼん)、じゃなくて、2000本(にせんぼん)ですよね?」
    志「はい、すいません」

    語尾に謝罪の言葉が入るようになりました。
    それからしばらく色々やってくれたみたいですが、
    どうにもならなかったみたいです。

    店「流石に2000本となると在庫のほうがないので・・・」
    志「そうですよね、ありがとうございました。すいませんでした」

    何度目かのごめんなさいをして、店を出ました。
    ロウソクをどうにかしないといけません。




    手分けをしてローソクを探すことになりました。
    スーパーから根こそぎローソクを買いあさり、
    その日、スーパーからローソクがなくなりました。

    そして24日が過ぎ、25日になった頃。
    ローソクを持ち寄り、注文したケーキを取りに行き、
    パーティーが始まりました。


    素敵なケーキ



    膨大なローソク


    まず、上に乗っている可愛らしいサンタクロースや、
    飾り付けなどが邪魔なので、撤去します。


    分離完了


    そしてローソクをさします。


    ゴスっと


    もっと刺します。もっともっと刺します。
    目指すはキリストの年齢と同じ数。
    2004本。
    刺します。どんどん刺します。
    なんだか、前衛的な芸術作品を作ってるような気分になりますが、
    気にせず刺します。


    ここで予想外の問題が発生しました。
    ケーキの面積が足りません。
    これでは2004本させようにありません。
    計算を誤ったようです。
    1600本くらいを刺したところで、ケーキが重みに耐え切れずに
    崩壊しそうな感じになってきました。
    どうやらこのケーキではここが限界らしいです。

    残念ですが、今回は1600本で終了です。
    仕方ないですが、次回への教訓にしましょう。

    さて、じっくりと見てみるかな。




    カラータワシ

    壁紙サイズ

    なんだか危険なものの匂いがプンプンします。
    ロウの臭いでしょうけど。



    上から


    さて、じゃあ火をつけますかね。
    真中から、周りに広げていって・・・
    アチチ



    燃えた。



    ケーキ炎上





    危ない!危ない!
    ヤバイ!消せって!火災報知機が反応するぞ!
    ヤバイヤバイ、消せ消せ。

    と騒ぎながら消火。
    とても室内で出来る熱量じゃありませんでした。
    まさか、ロウソクがあんなに炎を出すとは。

    かと言ってこの寒空の下でキャンプファイヤーしようものなら、
    警察に通報されて職務質問されること請け合いです。

    警察「君達、何をしてるんだ」
    我々「バースデーパーティーです」

    そんな会話をしたくないので、ここで終了。
    ロウソクを刺す段階から、燃やすところまで
    何一つうまくいきませんでした。



    ごちそうさまでした。



    ・結果
     ロウソクは結構な火が出る。
     家の中でやるもんじゃない。
     8号じゃ小さいから、次やるなら9号で。
     ケーキは美味しい。



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