フランス料理を食べよう

フランス料理を食べよう


    ・概要
     フランス料理を食べましょう。

    ・必要経費
     1万円。
     とてもお高いものなのです。

    ・用意するもの
     フランス心。

    ・必要人数
     20人も居れば良かったのに。

    ・書いた人
     志



    フランス料理を食べるのです。
    カッコよく言うとフレンチです。
    いい年した男が、フランス料理を一度も食べたことがないというのは
    社会的に見てもちょっとどうかと思うのです。

    公的な場に出て食事をすることも、そのうちあるかもしれません。
    もしそのときに食べ方が分からない、という自体になったりしたら
    大変恥ずかしいことになってしまいます。
    そのためにも、今のうちからフランス料理を食べ慣れておくことは
    後々の自分にとってプラスになるに違いないのです。

    そういうわけで、フランス料理を食べたいと思うのですが
    フランス料理とは一体どういうものなのか、
    というとサッパリわかりません。
    謎フランス。

    しかしまぁ、とりあえずフレンチとつくものなら
    きっとそれはフランス料理のはずです。
    いきなりそんな、敷居の高い店に行っても
    肩身の狭い思いをするだけでしょうから
    身近なフレンチから味わってみたいと思います。

    というわけで、揃えてみました。


    ミスタードーナッツ

    中身は勿論


    フレンチクルーラー


    サイズ比較



    横から

    壁紙

    なにはともあれ、いただきます。

    シュークリームの皮に砂糖シロップをかけてあるような
    だだ甘い食物なので、見ているだけでベトベトしてきました。
    見ていても仕方ないので口に放り込みます。

    甘い。とても甘い。
    口にいくつ放り込んでも目の前の山が減りません。

    熱気でドーナツの砂糖が溶けて
    空気まで甘くなってきたような気がします。
    気のせいか視線がゆがんで、目の前のドーナッツが
    大量のイカリングに見えてきました。

    紅茶と一緒に流し込みながら食べます。
    甘いものは嫌いではないですが、
    いつも通り、同じ味だけでは飽きてきます。
    エンゼルフレンチや、ショコラフレンチも揃えるべきだったかな、と
    結果が見えているようなことを考えながら口に入れていきます。

    甘味を感じる感覚が減退し、何かモフモフしたものを
    口に入れていくという感じになっている作業を続け、
    ひたすら無心で食べつづけ、どうやら15個食べたところで限界になりました。
    油と砂糖でベッタベタします。

    フランス料理もいいことばかりじゃないな、
    と思いながら残りのドーナッツを冷蔵庫にしまうのでした。





    ・結果
     フランス料理は流し込むように食べる。
     フランス料理の事前練習をしてもきっと本番では役に立たない。
     きっとフランスの人に怒られる。



戻る



inserted by FC2 system